職務経歴書の書き方 – 企業側のニーズをつかんで要点のみをシンプルに書く

外資系企業の専攻でまず重視されるのがレジュメ、職務経歴書だ。

世の中には色々な職務経歴書の書き方を解説した書籍、ウェブサイトがあるが(この職務経歴書の書き方・テンプレートは秀逸!)、この記事でも、私の経験に基づき、職務経歴書の書き方について述べていくことにする。

 

独善的な職務経歴書にしないこと

魅力的な職務経歴書を書くためには、まず、採用担当者側の立場に立って考えてみることが大切である。「自分のキャリア」を「第三者に強くアピール」したいために、ややもするとひとりよがりで独善的な内容になってしまいがちだからである。

では、採用担当者の立場に立つとは、具体的にどういうことなのか。それは企業が中途採用者に何を求め、期待しているのかを考えれば、すぐに分かる。

最も大切なことは、あなたの即戦力性と、専門的な技能をいかに効果的に担当者に伝えられるか、なのである。

次に大切なのは、採用担当者に売り込みたいと考えていることを、過不足なく記載するということだ。「いずれ面接で説明しよう」などと考えてはいけない。そもそも面接の機会が必ず得られるとは限らない。面接のチャンスをつかむことが、職務経歴書の目的なのだ。

あなたの実績や職務に関する知識など、自分をアピールする「売り」になるポイントは、すべて職務経歴書に記載するようにしよう。

「資格要件」は最低でも事前に把握すること

企業の側のニーズを事前にキャッチしておくことは、職務経歴書づくりに大いに役立つ。資格要件は最低でも把握しておこう。

そのためには、まず企業が出している求人広告をじっくり読み込むことである。これだけでもかなりの情報が得られる。

できれば企業に電話し、採用担当者と直接話せば、さらに多くのことが分かる。

ただし、ここでは深入りは禁物。あまり詳しく質問するのは多忙な担当者に嫌われるもとだ。

企業側が知りたがっているのは、あなたが就職したあと、その企業にどのように貢献できるのか、ということ。

この項目は決してはずしてはならない。採用担当者がひと目見て分かるくらい、シンプルな表現で自分の貢献できることをアピールすることが大事だ。

すでにつかんでいる企業側のニーズをふまえながら、希望職種に対し、どういった適性があるのか、その適性はどういう職歴に裏打ちされたものなのか、といったところを具体的に述べることだ。

SUMMARY

  • 即戦力性と専門的な能力を効果的に担当者に伝える。
  • 職務に関するデータと「売り」になるポイントは、すべて職務経歴書に網羅する。
  • 企業の側の採用する人材へのニーズを事前にキャッチしておく。
  • 企業側が知りたいのは、就職したあと、あなたがどのように貢献できるのか、という点。
  • どういった適性があるのか、適性はどういう職歴に基づくか、といったところを書く。

外資系企業転職の心構え1 – プロ野球選手のようになれるか?

外資系企業のマネージャー職になると、収入は最低でも1千万円、場合によっては二千万円以上ということだってありえます日本企業に比べたら、かなりいいはずです。ただ、その分、シビアさも日本企業よりもずっと上です。

外資系企業では従業員の多くが年俸制になっている会社が主流ですが、とくにマネージャークラスになると、毎年契約更改をし、年収が決まるようなものだと考えていいでしょう。その点では、プロ野球選手と同じです。

事考課の際に、会社が求めている結果を残せなかった場合には、契約更改してもらえない、つまり会社を辞めなければいけないこともあります。
外資系のマネージャーはスペシャリストが求められていますから、そのポジションで結果を残せなかった場合には、ほかのポジションで会社に残るということは考えられません。日本企業のように、営業部長から人事部長に異動するということはありえないのです。

実際に外資系のマネージャー職にある人たちは、そのことは十分わかっていて、自分のポジションがずっと保証されているという感覚は持っていないはずです。

結果が出ればよりよい条件で契約更改ができるけれど、結果が出なければ、そのうち去らなければならないと考えています。

また、いい結果を出して、それを評価したほかの会社がもっといい条件を示せば、そこに移ることも選択肢の一つだという意識もあります。

私の知っている外資系企業のマネージャー職の人たちも、ほとんどが三社、四社と移っています。極端な例では、四〇代そこそこで、九社を渡り歩いているというマネージャもいるほどです。

ある意味で、外資系企業のマネージャーは、プロ野球選手と同じで、個人事業主的色彩が強いといってもいいかもしれません。

一つのところに長くいられる保証がないという意識があるため、自分をより高く評価し、買ってくれるところに移っていく様は、トレードが頻繁に行なわれ、いくつものチームを渡り歩いてステップアップしていくメジャーリーガーに似ているともいえます。

成果を目に見える形で示せれば評価され、よりいい条件が提示される代わり、できなければ必要とされないという点も野球選手と一緒です

マネージャー職の評価は、成果がすべてです年齢も性別も関係ありませんから、女性マネージャーもたくさんいますし30代でマネージャーになって、自分より年上の部下がたくさんいるというケースもあります。

実力が認められ、目に見える成果を示すことができれば、ポジションと高収入が与えられるのです。

年功序列はなく、実力があり、チャンスをつかめば、ポジションと高い収入を得ることができる。しかし、結果がでなければいられなくなる。そんな一種のハイリスク、ハイリターンの意識を持ちながら仕事をしているのが、外資系企業のマネージャーなのです。