職の探し方 – 外資系企業の仕事は本当に自由平等か

再就職・仕事の見つけ方ガイド 小島郁夫 ぱる出版

 

オフィス空間や服装など表面上の華やかさに惑わされるな

再就職の大きなフィールドに外資系企業があります。一般に外資系企業というと、「能力主義で厳しいが、自由平等で公平な組織である」という印象があります。しかし、これは間違いです。外資系企業に対する大きな誤解です。そのためにミスマッチ転職をしてしまう人が後を絶ちません。

外資系企業に勤める人の転職が多いのも、この外資幻想”がアダになっていると思われます。

外資系企業は能力主義、実力主義ですが、必ずしもそれが平等ではありません。とくに顕著なのが学歴主義です。東大など偏差値の高い有名大学が優遇されます。

また、家柄や人脈、人種で区別するのも外資系企業の一つの特徴です。これは、海外の大企業を見るとよくわかりますが, CEOや重役などはたいていが白人の名門家の出身だったりします。米国では東部のハーバード大、エール大卒などのエリートが優遇されます。このため欧米企業では、普通の日本人は、ほとんど出世することができません。

このことを理解せずに外資系企業でがんばってみても、所詮は彼らの歯車でしかありません。日本法人の社長で、本社の部長クラスです。

さらに外資系企業は,日本企業以上のコネ社会だったりします。人脈がモノを言う世界です。会社の雰囲気やファッションなど表面上はかなり自由に見えますが、仕事は欧米に顔を向けたご機嫌取りの世界ということがよくあります。くれぐれも注意してください。